地球環境のために
環境に配慮した機器の導入や効率化の取り組みを推進し、
環境に配慮した事業活動を続けています。
「食生活を豊かにすること」と「地球環境を保全すること」が矛盾せずにともに満たされてこそ、Pascoが守り続けている創業精神「パンづくりで社会に貢献する」につながると考えています。
持続可能な社会の実現に向けて、私たちは事業活動の効率化による環境負荷の低減や地球環境に配慮した商品づくりをはじめとするさまざまな活動に取り組んでいます。
食品廃棄物の削減と適正処理、リサイクルを推進 |
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Pascoでは、廃棄物処理法(廃棄物の処理および清掃に関する法律)に基づいて廃棄物を適正に処理しており、食品廃棄物(工場から出るパンくずなど)は98%以上を家畜の飼料としてリサイクル処理しています。また不正転用リスク低減を図るため、排出量の計量や、定期的に現地確認も行っています。 |
環境に配慮した自然冷媒式冷凍機を導入 |
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Pascoでは冷凍生地生産工場の主要な冷凍冷蔵設備に、自然冷媒方式の冷凍機を採用し、脱フロン化及び温室効果ガス削減を進めています。今後も脱フロン化及び温室効果ガス削減に取り組んでまいります。
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社有車のCO2排出量削減の取り組み |
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社有車の多くが営業車両のため、CO2排出量削減の取り組みとして移動の際は公共交通機関の使用を意識し、社有車の利用を控えるようにしました。さらに店舗訪問の見直し、チェーン本部など商談窓口の一本化、オンライン商談への切り替え、営業活動事例の共有やデータ分析などを行い、営業活動方法全般を見直しました。これらの取り組みにより、2022年度のCO2排出量実績は1,101t-CO2となり、基準である2013年度のCO2排出量実績2,372t-CO2に対し、53.5%削減することができました。 |
ハーフパック商品のクロージャーレス化 |
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生産指示数の予測精度向上による商品廃棄削減 |
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冷凍生地などを扱う冷食事業では、生産数の適正な数量を予測し、商品の廃棄量を削減する取り組みを行っています。特に新商品は需要予測が困難で発売後の在庫管理も難しいため、生産現場への生産指示数の予測精度向上に努めています。廃棄量削減は企業として非常に大事な責務であり、社会貢献に繋がる取り組みだとPascoは考えます。また、欠品を起こさずお取引先様に供給できることと、在庫過多による賞味期限切れを起こして廃棄にならないことのバランスを上手くコントロールできるよう心がけています。今後も廃棄というフードロスを極力減らして、それに掛かるあらゆるロス(原料費、人件費、燃料費、物流費、廃棄費など)を削減し、環境に優しい企業をめざします。 |
名古屋国際工科専門職大学の企業内実習を実施 |
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2023年1月~2月にかけて名古屋国際工科専門職大学※の学生4名を受け入れ、「臨地実務実習」(企業内実習)を行いました。学生の新しい視点・発想から企画提案を受け、さらなる生産性・品質向上につながる、生産設備のIoTシステムの構築を行うことが目的です。学生たちは実際に犬山工場で製造ラインを見学し、技術部のメンバーと意見交換を行いながら工程支援のIoT化に向けた企画提案をまとめ、2月14日に「パン生産工程における見える化や意思決定の貢献を目指したIoTシステムの提案」をテーマに発表を行いました。 |