イングリッシュマフィンの
おいしさを、
もっと多くの人に。刈谷工場 製造六課 焼き菓子ライン 奥田さん

20年前に入社して、設備担当として配属された名古屋工場で出会ったパン。
それが『イングリッシュマフィン』でした。
丸くてかわいい。表面に黄色い粉がついている。
なんだろう、と思いながら食べてみました。

表面はサクサク香ばしい。中はもっちりとした食感。そして、ほんのり酸味のある味。
未知のおいしさに感動したことを、昨日のことのように覚えています。
入社するまでまったく馴染みのないパンだったのですが、
出会ってからは「もっとこのパンのおいしさを多くの人に届けたい」という一心でした。

しかし、当時はとても手のかかる商品だったんです。
生地を仕込んだ後は、大きなボックスに入れて重い生地を運ぶにもひと苦労。
生地を分割台に広げ、手作業で大まかに分割したら、醗酵室へ。
その後、機械で小さい生地玉を作り、再度発酵させたら、
その1つ1つにコーングリッツという黄色い粉を全体にまぶしながら、
最後も手作業でオーブンへ。
べたつきやすいマフィン生地と格闘の毎日でした。

今の生産工程は全然違います。
2年かけて設備導入を行い、手作業で行っていた大部分を自動化できました。
設備導入では、日頃から食べているお客さまのためにも品質を変えない、
むしろ、より良くしなければならないということを大切にしていました。

たとえば、新しい機械を入れると生地に与えるダメージが変わるため、
品質が変わるリスクがあります。
何度もテストを実施して、品質の確認をしながら進めていく。
設備メーカーにも何度も足を運び、原料を送り、
実際に生地を仕込んでテストを繰り返していきました。
地道な道のりでしたが、入社して初めての大きな仕事でした。

『イングリッシュマフィン』はその後、超熟シリーズの仲間入りをし、
Pascoの看板商品としてさらに成長。
入社して20年経った今でも、私にとって大切な商品です。

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