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特集 1 想いのバトン敷島製パンのあゆみ②
敷島製パンのあゆみ②
[お客さまのために]
太平洋戦争後は、栄養改善のためのパン開発に取り組みました。
戦後の敷島製パンは、配給パンに加えて進駐軍向けのパンづくりをはじめました。アメリカ流のパン生地は、ドイツ流とは異なり牛乳やバターをふんだんに使ったもので、当時の食糧不足による栄養失調の改善に向けたパン開発につながりました。
強化パンの開発
1952年、ビタミンやカルシウムを添加したパンを開発し、厚生省(現・厚生労働省)特殊栄養食品パン第1号に指定されました。
1998年、「超熟®」を発売。
世の中の食パンの嗜好が「風味重視」から「食感重視」へ移行してきており、『超熟』は「炊きたてのごはんのように毎日食べても飽きないおいしさ」をめざして開発されました。
当時、製パン会社での量産には不向きとされていた「湯種製法」を、試行錯誤の上「超熟製法®」として確立させました。
“余計なものは入れない”製法
パンをおいしくしようとする場合、通常は何かを足すレシピを考えますが、『超熟』のレシピは材料にこだわり、余計なものを取り除いた引き算型。逆転の発想が、小麦の風味が際立つおいしさにつながりました。
そして、現在…
今、お客さまが求めているのはどんなパン?
生活の多様化や、簡便性、健康志向など、さまざまな事情に寄り添って、もっと豊かで楽しい食生活を提供するため、商品の開発に力を入れ、よりおいしい食べ方提案を行っています。