特集未来へつないでいくために
SDGs教育・ジェンダー平等委員会
経営理念にもある「機会平等の職場づくり」に基づいたジェンダー平等の推進と、「⾷」による教育⽀援を通じた社会貢献に取り組みます。
SDGs目標
主な指標
(KPI)
- ワークライフバランス、ダイバーシティ・インクルージョンの推進
①女性管理職比率:30%(2030年9月時点)
②6歳未満の子どもを持つ夫の育児・家事関連時間:1日あたり150分 - 食を通じた教育活動 「食」を通じた教育活動で10万人に影響を与える
東京大学大学院経済学研究科
山口慎太郎教授と共同研究をスタート
「ワークライフバランス」「女性活躍」「男性の家事参画」の切り口で分析を行い、新たな人事施策を企画・検討します。その取り組みの一つとして、社内でのアンケートを実施し、より具体的な課題把握につなげます。また、「心理的安全性」「働きがい」といった数値化しにくい項目を見える化し、施策の企画や効果検証に活用します。
教育に対する4つの取り組みを企画、
取り組みごとに分科会を結成し、詳細を検討
教育に対する4つの取り組みを企画、立案しました。「A 製品売上の一部を寄付」「B 余剰製品の有効活用」は貧困による教育格差に悩む子どもたちを救うため、子ども食堂などの教育団体へ行う支援です。また、「C 食に関する教育機会の提供」は食品メーカーの強みを活かし、食の大切さを次世代に伝える取り組みであり、「D 社員の教育機会の提供および金銭的支援」は、社内の社員に対する教育支援です。今後は取り組みごとに分科会を結成、関係部門を交えて詳細を検討し、取り組みを加速させます。
委員会にかける思い
⼩川 賢志
執行役員 人事部長
時代に即した採用・賃金制度の検討やダイバーシティ・インクルージョンの推進、営業業務の見える化、人材育成、コンプライアンス意識の向上といった人事業務に取り組んでいる。
創業の理念から続く精神でSDGs目標に取り組む
人事部としてこれまでもジェンダー平等に取り組んできましたが、委員会が発足したことで全社を巻き込み、会社の仕組み自体を変えていくような活動へ進化させます。また、食糧難の解決をめざした創業の理念は脈々と我々の中でも息づいており、委員会を通じて関係部門と連携しながら、フードバンクとの取り組みも第一歩を踏み出すところです。
杉本 由佳
広域冷食部 営業一課 係長
3人の子どもを育てながら時短勤務制度を活用中。冷凍生地や焼成後冷凍パンの営業職として、コンビニやファストフードなどの広域チェーンのお取引先様への提案業務を担当している。
他のメンバーに刺激を受け普段の業務への意識も変化
委員会では普段の業務では関わりのない人たちと10年後のPascoについて話し合ったことや、問題意識の高いメンバーにも刺激を受け、視野を広く持つことを意識するようになりました。少しずつでも知識をアップデートし、育児や介護などの制約がある人でも自己実現を達成できる会社をめざすとともに、子どもたちに食事の大切さや楽しさを伝えていきたいです。