特集未来へつないでいくために
SDGsつくる責任つかう責任委員会
すべての廃棄物量の削減、持続可能な天然資源の利用向上、食品ロス・食品廃棄物の削減のために取り組みを始めています。
SDGs目標
主な指標
(KPI)
- 地球環境のためにすべての廃棄物量の削減
容器包装に関わる石油由来100%のプラスチック使用重量を2019年度比25%削減
工場から排出される廃棄物を2019年度比25%削減 - 持続可能な天然資源の利用向上 段ボール箱、化粧箱のFSC認証紙の使用率100%
- 食品ロス・食品廃棄物の削減 サプライチェーンを通じた食品ロス、食品廃棄物を2019年度比50%削減
地球環境のためにすべての廃棄物量削減
廃棄物量削減として商品に使用される包装紙の薄肉化に取り組んでいます。国産小麦シリーズは包装紙の厚みを約14%削減。また、バイオマスプラスチックを使用した包装紙を採用するなど、石油由来100%のプラスチック使用量の削減活動を進めています。
持続可能な天然資源の利用向上
天然資源の持続可能な調達のため、段ボール箱・化粧箱のFSC認証紙(適切な森林管理によって使用される木材を認証する制度)を使用した包材の採用を推進しています。神戸冷食プラントではFSC認証品の段ボール箱にて商品を提供。また持続可能な天然資源の利用向上をめざし、食品原材料についても活動を進めています。
食品ロス・食品廃棄物の削減
商品の設計からお客さまへ届くまでに発生する食品ロス・食品廃棄物の削減に取り組んでいます。これまでもPascoにおける製造から販売のプロセスで発生する食品ロス・食品廃棄物の削減に取り組んできましたが、さらに原材料の調達先からお客さままで視野を広げ、社会変化に対応した活動を進めています。
委員会にかける思い
黒須 ⼒
広域営業本部 企画管理グループ マネージャー
流通企業への折衝を担う広域営業本部のサポート業務を担当。予実管理・営業施策の立案や営業スタッフの支援など、お取引先様への貢献利益の最大化に努めている。
ハードルが高い課題に社内外との協業で取り組む
Pascoは食品メーカーとして食品ロス削減に取り組んでいますが、委員会では現状の商習慣の中で発生するものや、社外で発生している食品ロスについても、社内外との協業によって削減をめざします。社内だけでは解決できない課題ですが、企業理念にある「社会への貢献」という視点でも、サプライチェーンと協業して食品ロスを削減していきたいと思っています。
中出 茉優
調達部 原料調達グループ
調達部で商品に使用されるフィルム包材を担当。店頭での見た目や利便性を損なわないことを第一に、安全・安心な原材料の安定調達と、調達コストの削減に日々取り組んでいる。
社会課題の解決に取り組み支持される会社をめざす
プラスチック使用量削減のため、包装紙の薄肉化やバイオマス包材の採用に取り組んでいます。委員会に参加して、自分たちの世代が未来を担う当事者だという意識が強くなりました。SDGsという共通目標があることで、他部門との連携が取りやすくなったと思います。Pascoの取り組みがお客さまや社会全体に拡がり、支持されるよう社会課題の解決をめざします。