超熟®でアレンジいろいろパン離乳食

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ロールパンはいつからOK?
チーズやバター・マーガリン、ジャムは?
赤ちゃんと楽しむパンのバリエーション

赤ちゃんの離乳期に便利な食パン。けれどいつも食パンばかりだと、「ほかのパンも食べたいかな?」と、変化をつけてあげたくなりますよね。また、チーズやバター・マーガリン、ジャムなどもプラスすればもっと喜んでくれるかなと思うことも。それぞれいつごろから食べさせていいのか、また食べさせる際の注意点も併せて知っておきましょう。管理栄養士の中村美穂先生に聞きました。

ロールパン:表面の茶色い部分が食べられるのは
離乳後期(9~11カ月ごろ)から

手軽に食べられるロールパン。でも、一般的にロールパンは食パンの倍以上の脂質を含むため、食パンに比べて消化しにくい面があります。
離乳中期(7~8カ月ごろ)までは、表面の茶色い部分を取り除いて、中の白い部分を少量、こまかく切ってパンがゆにして与えましょう。
離乳後期(9~11カ月ごろ)からは、表面の茶色い部分も食べられるようになります。

中にレーズンが入ったロールパンは離乳中期(7~8カ月ごろ)から少量食べさせられますが、かみづらく飲み込みにくいので、レーズンをみじん切りに。また、ロールパンの中央にバター・マーガリンが入ったタイプはなるべく避けて。もし食べさせる場合は、中に入っているバター・マーガリンを避け、パンの部分のみを食べさせるよう気をつけましょう。

ロールパンの食べさせ方と量の目安

離乳初期
(5~6カ月ごろ)
中の白い部分を少量、すりつぶしてパンがゆにする
離乳中期
(7~8カ月ごろ)
中の白い部分を少量、こまかくしてパンがゆにする
離乳後期
(9~11カ月ごろ)
中の白い部分、表面の茶色い部分とも、小さくちぎる
離乳完了期
(1才~1才6カ月ごろ)
1個を、1cm幅くらいに切る
幼児食 1個半ほどを、1/3個くらいに切る

こちらもチェック!
パン別・食べてOK・NGの時期

チーズ:種類によって異なるが、
おおむね離乳後期(9~11カ月ごろ)からOK

チーズは種類によって食べさせられる時期が異なります。
パンと相性のいいチーズとして人気なのが、溶けるチーズ(シュレッドチーズ)、プロセスチーズ、クリームチーズなど。いずれも良質なタンパク質とカルシウムが豊富な食材である一方、塩分・脂質を多く含むため消化しにくい面もあります。そのため、離乳初期(5~6カ月ごろ)・離乳中期(7~8カ月ごろ)は食べさせず、離乳後期(9~11カ月ごろ)から、少量ずつ食べさせるようにしましょう。

市販のチーズには保存料などの添加物が含まれていることがあるので、パッケージ裏面の表記を確認して、なるべく添加物の少ないものを選ぶようにしましょう。また、非加熱のナチュラルチーズも控えましょう。

チーズの食べさせ方と量の目安

溶けるチーズ
(シュレッドチーズ)
プロセスチーズ クリームチーズ
注意点 加熱して食べさせる 加熱なしでOK。
加熱するとやわらかくなり食べやすい
離乳初期
(5~6カ月ごろ)
塩分、脂質を多く含み、消化しにくいため食べさせない
離乳中期
(7~8カ月ごろ)
塩分、脂質を多く含み、消化しにくいため食べさせない
離乳後期
(9~11カ月ごろ)
こまかく刻む つぶす
離乳完了期
(1才~1才6カ月ごろ)
1cmくらいのサイズにする
幼児食 2cmくらいのサイズにする

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バター・マーガリン:種類によって異なるが、
おおむね離乳完了期(1才~1才6カ月ごろ)からOK

バター・マーガリンを離乳食に取り入れていい時期は離乳中期(7~8カ月ごろ)から。ただし、これは離乳食に風味をつける程度の量が目安です。

パンにつける場合は、パン自体に脂質が含まれていることが多いため、離乳完了期(1才~1才6カ月ごろ)以降に少量をつける程度にしましょう。さらに、最初はパン自体を脂質が少ないものにして、無塩タイプのバターを選ぶのがおすすめ。有塩バターやマーガリンをつける場合は、ほかのメニューを薄味にするなど、メニュー全体の塩分のバランスを調整して。

バター・マーガリンは脂質の酸化が進みやすいので、開封後はなるべく早く使うようにしてください。一見長期保存ができそうですが、ほかの食材同様に古いものを与えないよう気をつけましょう。

バター・マーガリンの取り入れ方と量の目安

離乳初期
(5~6カ月ごろ)
脂質が多く胃の負担になるため、離乳食に取り入れない
離乳中期
(7~8カ月ごろ)
離乳食に風味をつける程度。ただし、パンに脂質が含まれるため、パンにはつけない
離乳後期
(9~11カ月ごろ)
離乳食に風味をつける程度。ただし、パンに脂質が含まれるため、パンにはつけない
離乳完了期
(1才~1才6カ月ごろ)
小さじ1/4程度ならパンにつけてOK
幼児食 小さじ1/2程度ならパンにつけてOK

ジャム:低糖のジャムを選び、
離乳後期(9~11カ月ごろ)からOK。
離乳完了期(1才~1才6カ月ごろ)だとより安心

市販されているジャムの多くは、砂糖やグラニュー糖など多くの糖類を含んでいます。
そのため赤ちゃんにジャムを食べさせていいのは、離乳後期(9~11カ月ごろ)から、少量をたまに与える程度にしましょう。ただし、砂糖の甘みに慣れてしまうとさらに欲しがることもあるので、なるべく低糖のものを選び、甘みの少ない食パンにつけるようにしましょう。

ジャムは酸味があるものが多いことから、開封後いつまでなら安心して食べられるか判断しづらいことがあります。加熱をせずに食べさせることもあるため、開封後は早めに食べきるようにしましょう。

初めてジャムを与えるときは、酸味がやさしいいちごジャムがおすすめ。のどに詰まる心配があるので、大きな果肉が入っているタイプは避けましょう。また、洋酒などのアルコール類やシナモンなどのスパイスが入っているジャム類は離乳食には向かないので、パッケージ裏面の表示で確かめましょう。

ジャムの食べさせ方と量の目安

離乳初期
(5~6カ月ごろ)
糖質が多いため、食べさせない
離乳中期
(7~8カ月ごろ)
糖質が多いため、食べさせない
離乳後期
(9~11カ月ごろ)
小さじ1/4程度を、甘みの少ないパンにつける
離乳完了期
(1才~1才6カ月ごろ)
小さじ1/2程度を、甘みの少ないパンにつける
幼児食 小さじ1程度を、甘みの少ないパンにつける

まとめ

赤ちゃんが成長するにつれて食べられるものが増えるのはうれしいですが、チーズやバター・マーガリン、ジャムなど味が濃いものに慣れてしまうと、つけないと食べてくれなくなってしまうことも。パンにつけるときは少量にとどめて、かつ頻度が多くならないように気をつけましょう。赤ちゃんの舌は、まだ刺激に慣れていないので敏感です。基本的にはパンそのものの風味を味わいつつ、たまに変化をつける程度がいいですね。

(構成・文/たまひよ編集部)

【取材・監修】中村美穂先生:管理栄養士、フードコーディネーター、国際薬膳調理師。保育園栄養士として乳幼児の食事作りや食育活動、地域の子育て支援事業に携わった経験を活かし、料理教室や書籍等のレシピ提供を行う。2児の母。