超熟®でアレンジいろいろパン離乳食

Pasco超熟

【1才6ヵ月ごろ〜】パクパク食べてくれ
る!子どもとのお出かけにぴったりな
サンドイッチ、先輩ママのアイデアは?

ほんのり甘くて、子どもが大好きな食パン。好きな具を挟んだサンドイッチは手づかみで食べやすく、お出かけにもぴったりです。今回は、料理上手な先輩ママたちが実際に作っていたサンドイッチから、簡単にマネできるアイデアをご紹介。管理栄養士・中村美穂先生のワンポイントアドバイスも参考になります。

ほうれん草×○○のサンドイッチで野菜もしっかり

野菜が苦手な子どもにおすすめなのが、子どもが好きな具材と一緒にサンドイッチにしていたというママのアイデア。写真は、「ささみ×ほうれん草」(奥左)、「ツナ×ほうれん草」(奥右)、「卵×ほうれん草」(手前)。ささみやほうれん草は、食べやすいように細かく刻んでいます。

「ほうれん草の代わりに、ブロッコリーやトマトを刻んで入れたり、かぼちゃペーストを使ったり。何かしら野菜を入れて、バランスよく栄養がとれるようにしていました」とのこと。

「ロールサンドは、丸めたあとにラップをきつめに巻いてサイドをねじり、しばらく経ってからラップを外すと形が崩れません。娘は手づかみしたときに具材が手につくと嫌がるのですが、この巻き方だと中の具材が手につきにくいので、パクパク食べてくれました」。

おいしさはもちろん、形にも食べやすい工夫があるのですね。

(管理栄養士のワンポイントアドバイス)
パンで炭水化物が、ささみやツナ、卵でタンパク質がとれて、野菜も入っているので、いろいろな栄養素を一度でとれるのがいいですね。ほかに大豆やチーズなどのタンパク質を加えてもいいですし、果物を組み合わせるのもおすすめです。具材は子どもに合わせて細かく刻み、パサつかないようにするのも食べやすくするコツです。彩りがいいので、子どもが見た目で「食べたい!」という気持ちになりそうですね。

ツナや鮭をマヨネーズで食べやすく。型で抜くのもかわいい!

ツナや鮭など、子どもが好きな具材を挟んだサンドイッチもいいですよね。こちらはツナと玉ねぎを使った「ツナサンド」(写真左)と、鮭とポテトを合わせた「鮭ポテトロールサンド」(写真右)。鮭はしっかり火が通るまでゆでてから、皮と骨を取り除いてこまかくほぐしているそう。

どちらも少量のマヨネーズで具材をあえているので、小さな子どもも食べやすそうです。ツナサンドは、型で抜いたハートやクマの形もかわいいですね。

(管理栄養士のワンポイントアドバイス)
マヨネーズは魚のパサつきをしっとりとまとめ、気になるにおいもカバーしてくれるので食べやすくなりますが、子どもの味覚を育て、脂質や塩分で消化に負担をかけないためには、使用は少量にとどめることを心がけましょう。マヨネーズだけでは具材がまとまりづらいと感じたら、ヨーグルトや牛乳を加えてやわらかくし、しっとりさせるといいですよ。

自然な甘みで栄養満点!バナナのデザートロール

デザートにぴったりなのが、食パンにミルクで溶いたきな粉をぬって、丸ごとのバナナをのせた「きな粉バナナロール」。ラップに包んで10分ほど置き、しっとり馴染んだら食べやすい大きさにカット。バナナが大きい場合は、写真のように薄く切ってあげると食べやすくておすすめです。

(管理栄養士のワンポイントアドバイス)
きな粉とバナナは自然な甘みで、栄養バランスもいいおすすめの組み合わせ。
かわいい見た目で、楽しく食べられそうなのもいいですね。ただ、子どもによってはこの形状だと食べにくい場合も。バナナを細長くカットして細めにしてあげるなど、食べやすい工夫をしてください。

<超熟を使ったこちらのレシピもおすすめ!>

まとめ

おでかけにぴったりのサンドイッチ。今回紹介した先輩ママたちのアレンジ以外にも、子どもの好きな具材を挟んだり、ロールしたりとアイデア次第で楽しみ方が広がります。子どもが食べやすいように、挟む具材の大きさややわらかさ、パンの厚みなどを調整して、ぜひ親子で楽しんでくださいね。

(構成・文/たまひよ編集部)

【取材協力・監修】
中村美穂先生:管理栄養士、フードコーディネーター、国際薬膳調理師。
保育園栄養士として乳幼児の食事作りや食育活動、地域の子育て支援事業に携わった経験を活かし、料理教室や書籍等のレシピ提供を行う。2児の母。
HP:おいしい楽しい食時間