社員インタビュー
生産
2020年入社 / 商品開発
世の中や現場の声に耳を傾けながら、安定したおいしさを届ける。
前川
【略歴】
2020年4月:生産職入社
2024年9月:商品開発に配属
【好きな商品】
1位:超熟イングリッシュマフィン
2位:超熟ロール全粒粉&オーツ麦入り
3位:たっぷりホイップあんぱん
大学では、海洋生物資源という学問を専攻しており、海洋全般を学んでいました。その中でも、海洋食品化学・海洋食品工学の授業内で、例えば、かまぼこをつくって押した時にどの程度の力で割れるのか検証するなど、品質関連の実験に取り組みました。それがおもしろくて、漠然と食品関係の仕事に興味を持つようになりました。
そのため、就活の合同企業説明会では、食品メーカーであるPascoのブースが自然と目に留まりました。第一印象で、社員の人当たりがとても良かったことを覚えています。また、インターンに参加した際、ネガティブなことも正直に話してくれたのが好印象で、入社を決意しました。

現在の部署では主に4つの業務を担当しています。
1つ目は新商品の開発。新しいパンを考え、つくる仕事です。
2つ目はリニューアル。例えば「既存商品をもっちりさせてほしい」というコンセプトに対応する仕事です。
3つ目は原料の変更(産地や配合など)に伴う比較試験。例えば原料メーカーの工場が変更になった場合、品質が同等に保たれているかを確認する試験をします。
4つ目は既存商品の品質確認(定期検査)。定期的に、各工場から商品を取り寄せて品質をチェックし、改善点を工場にフィードバックします。
新商品の開発とリニューアルは、マーケティング部門とタッグを組み、商品の発売に向けて取り組んでいます。
商品開発に異動した社員の登竜門のような仕事が、小麦粉の製パンテストです。毎年収穫される「新麦」は年ごとに品質が異なるため、お客さまにいつもと同じようにおいしく食べていただけるよう、こねる時間や水の量を調整する必要があります。今では私もその大切な役割を担えるようになりました。
一方で、新商品の開発はまだ未熟です。先輩からは「新商品の開発が一番面白い」「この仕事の醍醐味だ」と聞いていましたが、正直はじめは面白さが分かりませんでした。
実際、私の企画が採用されるのは半々くらいです。この部署に入って最初に企画した商品は採用されず、改善した後に次の会議にも提案しましたが、そちらでも採用されませんでした。そのときは「もう無理かもしれない」と思いましたね。パンの開発は、味だけでなく工場で生産する際の再現性を考慮する必要があり、奥が深いんです。
それでも、自分の携わった商品が狙いの品質になり、世に出るとなったときは非常に嬉しいですし、やりがいを感じました。
他にも、最近では健康志向の高まりを受けた商品のリニューアルも担当しました。例えば「既存商品の食物繊維量を増やす」という依頼があったとき、こちらで材料を加えてつくるという単純な話でなく、工場によって異なる機械ややり方に合わせる必要があります。製パンに関する知識と技術をいち早く身につける必要があるため、可能な限り毎日試作し、空き時間には本を読んで知識を広げています。
生産職に所属していたとき、「いろんなことに挑戦したい」と上司に伝えたら、別のポジションに見習いとして配置してもらえたことがあります。他にも、社内公募で「パン学校への留学」に応募したい旨を伝えたら、当時、人手不足だったにも関わらず快く「行ってきなよ」と後押ししてくれました。社員のやる気に対し、背中を押してくれる会社だなと思います。

Pascoは決して小さい会社ではなく、スーパーに立ち寄ったら必ずと言ってもいいほど商品が棚に置かれています。そのため、生産・営業・開発などの部署を問わず、日本中の多くの人々に自分の携わる商品を手に取っていただけます。自分が開発したものが全国で発売されるため、責任を感じることはありますが、一方でやりがいや喜びも非常に大きい仕事だと思います。
数多くの会社がある中で1つの会社を選ぶことは、今後の人生において非常に大きな決断になると思いますが、食品業界に興味がある方、チャレンジ精神が旺盛な方は、ぜひ検討していただけたら幸いです。