「和小麦」ブランドを大きく育てて、
食料自給率の向上に貢献したい
2025年2月、Pascoは国産小麦の小麦粉を使用した商品を「和小麦」としてブランド化しました。国産小麦の取り組みが新たな展開を迎えるなか、その活動を支える社員たちに話を聞きました。
「和小麦」ブランドへの思い
Pascoの国産小麦商品ならではの価値を伝えるために
Pascoは「製パン業を通じて食料自給率の向上に貢献したい」という思いのもと、2008年に国産小麦の取り組みを開始しました。当時は国産小麦を使用したパンを販売するメーカーはほとんどなく、お客さまに分かりやすく伝えるために「国産小麦」という一般名称を用いてきました。しかし近年、国産小麦を使用した商品が広く販売されるようになり、このままではPascoの商品が同質化してしまうのではないかという懸念が生まれました。そこでPascoの国産小麦商品ならではの価値を明確に伝えるため、ブランド化プロジェクトを立ち上げ、2025年2月に新ブランド「和小麦」を発表。従来も国産小麦のロゴマークは存在していましたが、それだけでは「ブランド」とはいえません。お客さまにどのような価値を提供できるかを明確に定義し、しっかりと伝えていくことがブランド化において重要だと考えています。
「和小麦」ブランドに込めたつながり、ナラティブ、技術
Pascoには、20年以上にわたって国内の小麦生産者や研究者の方々とのつながりを大切にしてきた歴史があります。社長自ら北海道に足を運び、現地の方々との信頼関係を深めてきたナラティブと、開発チームが培ってきた国産小麦に関する独自の知見と技術もあります。「和小麦」ブランドは、こうしたPascoならではのつながり、ナラティブ、技術も表現するものです。おいしさはもちろん、その背景にある「食料自給率向上への貢献」という社会的な価値をお客さまに広くきちんと伝えていくことが、「和小麦」ブランドを育てていく私たちの使命だと考えており、目指すものです。
江口 宗則
製品企画部
製品企画グループ マネージャー
「和小麦」ブランドを支える人たち
社内勉強会を開催
情報を継続的に発信し、社内の意識をひとつに
「和小麦推進プロジェクト」における営業員向けオンライン勉強会チームに携わっています。目指しているのは、社員に「パンづくりで社会に貢献する」という創業の精神や、Pascoの国産小麦の取り組みの浸透を図ること。「和小麦」ブランドの誕生は社員のモチベーション向上にも結びついていると、勉強会を視聴した皆さんの反応から強く実感しています。
安田 祐輔(左)
ブランドコミュニケーション部
コミュニケーションデザイングループ チーフ
「和小麦」を「超熟」のように
お客さまに愛されるブランドへ
勉強会の準備では国産小麦商品の開発時のこだわりや、お取引先様との商談の様子など、開発や営業をはじめ各部署の社員にインタビューを実施しています。それぞれの声を紹介することで、普段は接点を持たない社員同士の思いをつなぐことを目指しています。Pasco公式SNSの運用も担当しており、今後も「和小麦」について積極的に発信し、「超熟」のように愛されるブランドに育つよう、その一端を担えればと思います。
飛田 圭美(右)
ブランドコミュニケーション部
コミュニケーションデザイングループ
ロゴマークをデザイン
商品パッケージに入る「和小麦」ロゴマーク。連なる3つの麦が目印です
Pascoの知見・技術を表しました
ロゴマークが決定するまで、何度も修正と検証を繰り返しました。Pascoの思いをしっかりと伝えたい。しかし商品名とともに入るマークなので、目立ち過ぎてはいけない。そうしたバランスを考慮しながら見直しを重ねました。最終的に決まったデザインは、Pascoが長年取り組んできた国産小麦に関する知見や技術の蓄積・進化を、少しずつ実っていく3つの小麦で表現しています。
森 めぐみ
製品企画部 製品企画グループ
帯広畜産大学と共同研究
より多くの地域の
国産小麦の活用を研究
帯広畜産大学との共同研究では「国産小麦の品種による味や風味の違い」について探究しています。「和小麦」商品には主に北海道産の小麦を使用していますが、国産小麦の使用量を拡大していくには、より多くの地域の小麦を活用していく必要があります。その実現に向けて、今後も研究に取り組んでいきます。
木村 友音(左)
研究部 基礎研究グループ
小麦の味を「見える化」し
商品開発に生かしたい
社内公募制度を利用して帯広畜産大学大学院に2年間、留学しました。大学院では食品分野を中心に幅広く学び、物事を多角的な視点から考える力を身に付けることができました。現在は「味の見える化」の研究に取り組んでおり、得た知見を商品開発に生かすことを目指しています。
宮地 舞(右)
研究部 基礎研究グループ