パンのおいしい食べ方

スライス・トースト・保存 知っておくとパンがもっとおいしくなりますよ

パンの切り方のツボ ~これであなたもパンのスライス名人~

パンにはパン専用のナイフを

パンはパン専用のナイフでスライスすることをお薦めします。細くて長い刃にギザギザがついているものが一般的です。パンは押してスパッとスライスするのではなく、力を入れずに刃を大きく動かしてスライスします。大きく動かすには長く、細い方が適しています。それに、ギザギザのないシャープなナイフでは逆に刃がすべって、パンを押しつぶしてしまいます。具材をはさんだサンドイッチも、パン専用のナイフでスライスすると、きれいにスライスすることができます。

完全に冷めてからスライス

パンは焼いた後、熱が完全に冷めてからスライスすることが大原則です。熱気がこもっているうちにスライスすると、スライス面が粘ってくっつき合ってしまいます。
また、焼き上がった直後のパンは、中心の方に水分が多く、外側の方は乾燥状態で、これが冷えるとともに水分が移動して平均化していきます。水分が平均化する前にパンをスライスしてしまいますと、パンを上手にスライスすることができないだけでなく、パンのスライス面が変色したりすることもあります。

食パンは寝かせてスライス

食パンをまっすぐスライスするコツは、下の面を手前に、側面を上にしてスライスすることです。つまり、パンを寝かせてスライスするわけです。これは、パンを焼くとどうしても底の方に水分がたまって、上の方が下より柔らかく仕上がるからで、かために焼き上がった下の面を手前にしてスライスした方が、ナイフを動かしやすく、つぶれにくく、まっすぐにもスライスしやすいのです。特にサンドイッチ用に薄くスライスする場合は、寝かせてスライスすると思った以上に上手く仕上がります。

サンドイッチスライスのコツ

サンドイッチ用に食パンをスライスするには、切り口をきれいにするためと、つくりやすいことから、1日くらいたった食パンを使った方がベターです。一方、フランスパンは時間が経つとかたくなりますので、焼きたてに近いものを使います。
パンの厚みは好みにもよりますが、サンドイッチの場合は、はさむ具によって変えます。トンカツやフィッシュフライなど、厚いものをはさむときは少々厚めに、レタスやきゅうり、ハムなど薄いものをはさむ場合には薄めにスライスするのがコツです。
サンドイッチは具材をはさんでからの切り方もポイントです。三角にカットしたり、台形にカットしたり、方法もいろいろですが、カットする前に、具材とパンをなじませるため、かたくしぼったぬれぶきんや、ラップで包んで軽いおもしをしてやると良いでしょう。

  • 1、パンを押さえつけない
  • 2、よく乾いたナイフ、まな板を使う
  • 3、ぬれぶきんでナイフについた汚れを1回ごとにふきとりながら切る

参考出典:「ふっくらパン話」(日本製粉編、東洋経済新聞社)

おいしいトースト3原則

①トーストは必ずあたためてからパンを入れる
パンを入れてからスイッチを入れると、トースターがあたたまるまでに、パンが徐々に熱を受け、水分が飛んで、パサパサのかたいトーストになってしまいます。トースターのスイッチを先に入れ、十分あたたまってからパンを入れてください。
②トーストしたパンを冷たいお皿にのせては台無し
トーストしたパンはまだ水分の蒸発が進んでいます。せっかくのトーストを冷たいお皿にのせると、トーストが露を吸って、「ふにゃふにゃ」になってしまいます。お皿を使う場合は、トースターの上にお皿をのせて、温めておきましょう。
③トーストしたパンは重ねて置かない
トーストしたパンの重ね置きは水分の蒸発を妨げてしまいます。お皿でなくかごにナプキンを敷いてのせるなどちょっとした工夫で、おいしくてお洒落な食卓を演出できます。

便利!冷凍保存の方法!!

パンをおいしく食べるには早めに食べるのがよいですが、
食べきれない場合は新鮮なうちに冷凍保存することをおすすめします。

食パンはラップに一枚づつ包み、密閉保存袋に入れて冷凍します。
1枚づつ包むことで、解凍時にとり出しやすくなります。

食べるときは、自然解凍し、そのまま食べられます。
またトーストする場合は凍った状態のまま焼きます。

パンを冷蔵庫で保存すると…。

冷蔵庫の温度は常温に比べてパンに含まれるでんぷんの老化を早く進めてしまいます。また水分の蒸発も常温に比べて早くなります。冷蔵保存はカビ防止には有効ですが、パンの劣化は早くなるのです。