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Happy

おいしさの基本

おいしさのために

いつの時代もおいしいパンをお届けするために、Pascoはお客さまの声に耳を傾け、
研究と開発を重ねてきました。不断の努力で進化したおいしさ。それはやがて新しい定番へ。
いつまでもずっと、変わらず愛されつづけるために、変わりつづける。
それがPascoのおいしさへのこだわりです。

ロングセラー物語

Pascoを代表する6つのロングセラー商品の誕生秘話をご紹介します。

きっかけはアメリカで食べたホテルの朝食。ちょっとおしゃれな朝を彩るイングリッシュマフィン。

イングリッシュマフィン

きっかけはアメリカで食べたホテルの朝食。ちょっとおしゃれな朝を彩るイングリッシュマフィン。

試行錯誤の上、店頭デビュー

時は昭和44年(1969年)、ちょうどアポロ11号が月面着陸を果たしたその年。
Pascoの社員がアメリカのホテルで食べた朝食から物語は始まります。
「なんなんだこれは?!」
初めてイングリッシュマフィンを食べたその驚きはすぐに
「これは日本人に好まれる味だ!ぜひ日本に広めなければ!」
と言う使命感にも似た熱い想いへと変わります。
そう、偶然食べた朝食からPascoのイングリッシュマフィンは始まりました。
単身でアメリカの企業に乗り込み製造のノウハウを学び、日本に帰ってからもアメリカで得た数少ない知識を元に試行錯誤を繰り返しました。
そうして生まれたのが今皆さまのもとにお届けしているイングリッシュマフィンです。

進化し続ける優しい味わい

発売から何年経っても、多くの人々にイングリッシュマフィンのおいしさを知ってほしい!食べてほしい!という開発者のスピリッツはPascoに生き続けています。
これからも製品のリニューアルや新しいイングリッシュマフィンの楽しみ方を皆さまに提供し続けてまいります。半分に割って焼いたイングリッシュマフィンは、表面はカリッと中はもちもち。具材をサンドしても素材の味を活かす優しい味わいです。

元祖はボウリングのピンを形どったパン。目指したのは「口どけが良く、日持ちするパン」

スナックパン

元祖はボウリングのピンを形どったパン。目指したのは「口どけが良く、日持ちするパン」

試行錯誤から生まれたこだわりの生地

口どけの良い生地、いつでも手軽な”食べやすいサイズ”などで、大変ご好評をいただいている商品です。この「スナックパン」が誕生したのは、昭和40年代半ばでした。当時は、空前のボウリングブーム。老若男女を問わず、気軽に楽しめるスポーツとして、全国的に大人気を呼んでいた時期でした。
当社の開発担当者は、この一大ブームに目をつけ、新しい菓子パンを企画。「ボウリングのピンを形どったパンができたら面白い」というアイデアを温めていました。もちろん、形だけでなく生地や味についても、徹底的に議論やテストを重ねてきました。目標はズバリ「日持ちがして口どけの良いパン」。そこで、生地に練り込む油脂量を、通常の菓子パンの3倍程度までアップさせました。ところが、油分が多すぎたため、パン生地特有の粘りが生まれません。結局、何と25分もこね続けて、やっと生地らしくまとまりました。これほどやわらかい生地なので、ボウリングのピン状にするには無理があり、現在のような棒状になったようです。焼き上がりは、固めのビスケット風で、発売と同時に人気が爆発しました。

時代とともに広がるおいしさ

その後、時代は「よりやわらかいパン」を求めるようになり、「スナックパン」も方向転換することに。独自の焼成方法により、従来よりさらにやわらかく、しっとりした食感が実現したのです。
平成8年(1996年)に「スナックパンチョコ」が発売され、おいしさの輪を広げています。これまでチョコ以外にも、野菜と果物、黒糖、レーズン、メープル、バナナ、さつまいも、りんご、チョコバナナ、ミルク、いちご、あずき、チーズ、黒糖&チョコチップ、モロヘイヤ……などなど、多種多様なスナックパンが生まれてきました。

「くまのがっこう」パッケージ

平成22年(2010年)からは、絵本「くまのがっこう」シリーズの書き下ろしイラストをパッケージに採用。小さいお子さまを持つご家庭を中心にご好評をいただいております。

産地特定の商品の先駆け。北海道十勝地方で生まれたバターを使用した風味豊かなスティックパン。

十勝バタースティック

産地特定の商品の先駆け。北海道十勝地方で生まれたバターを使用した風味豊かなスティックパン。

お子さまから大人まで幅広く愛されるスティックパン

十勝バタースティックが誕生したのは平成11年(1999年)。当時の開発担当者は、当時パンではあまり見かけられなかった産地を特定した商品が出来ないかと、かねてから考えていました。
そこに業者から十勝バターのシートを紹介され、今までにない強いバター味に直感が走りました。
「これは売れる!!」
そこからスナックパン同様、小さなお子さまから大人まで手に持って食べやすいスティック状の商品で、何度も試作が行われました。
北海道の牧場の風景が想い起こされるパッケージは、牛や木のイラストを開発者自ら書いたものをデザイナーに渡すなど、こんなところからも開発者の深い思い入れが感じられます。
今までにない強いバターのフレーバーは、社内でも初め賛否両論となりましたが、最終的に製造、販売一体となり販売がスタートし、開発者の読み通り発売と同時に話題を呼びました。

豊富な商品ラインナップ

現在ではシリーズ商品としてレーズン、チョコ味も発売され、様々なおいしさをみなさまへお届けしています。

きっかけはその時の流行カラー!?白い雲のようにふわふわ食感、コロンと丸いやわらか白パン。

白い食卓ロール

きっかけはその時の流行カラー!?白い雲のようにふわふわ食感、コロンと丸いやわらか白パン。

一瞬のひらめきから誕生した白いふわふわ食感

平成14年(2002年)の初春ごろ、大阪の地下街を歩いていた開発担当者は、いつもと違う雰囲気を感じました。
「ん?なんだかまぶしいな・・・」 その違和感を感じた担当者は、見回したショーウィンドーに並んだ洋服に白色系が多いことに気づきました。
「今年の流行は白か。パンも白系でいけるんちゃうか!」
この一瞬のひらめきから商品開発が始まりました。魅力ある商品として何が必要か?どこに訴求ポイントを設定するのか。白・・・白、白、白は雲。雲はふわふわ。ふわふわはソフト。ソフトは豆腐。豆腐は健康・・・・。などイメージを膨らませ、ソフトでフワッとした口どけで、当時第二次ブームの傾向があった豆乳を使用して健康イメージを少しくすぐる商品に企画を決めました。
ふんわりもっちりとした食感にコロンとまるい形、健康を気遣った豆乳入り。食感・ビジュアル・健康にこだわった商品は、発売と同時に話題となりました。

地元・名古屋の人に親しみやすい名前を。数々の賞を受賞してきた”実力派”

なごやん

地元・名古屋の人に親しみやすい名前を。数々の賞を受賞してきた”実力派”

人気の秘密はお求めやすい価格とそのおいしさ

昭和32年、当時貴重だった砂糖や卵をふんだんに使い、カステラ風に焼き上げた商品を「金鯱まんじゅう」と命名し、好評を得ました。翌年の昭和33年に「なごやん」に変更されました。由来としては「原料に名古屋コーチンの卵を使っていたから」「名古屋人という意味の名古屋MANをもじった」などさまざまな説がありますが、その根底には、三代目社長盛田秀平の「地元・名古屋の人により親しんでもらえる名前を」という熱い思いが込められていました。
人気の秘密は、お求めやすい価格設定と、そのおいしさにあります。発売当時の価格は1個10円。その後、物価の変化にともない、価格は変わりましたが昔も今も「価格のわりにボリュームたっぷり」なのは変わりません。

名古屋生まれの代表銘菓

味は、手間ひまかけてつくった本格派。卵、砂糖、シロップなどを使った蜜を生地になじみやすいよう冷却した後、カステラまんじゅうの生地をつくり、混ぜ合わせます。しっかりなじんだところで、1日前から炊いていた黄味あんを包み、香ばしく焼けばでき上がり。あの素朴で飾らないおいしさの陰には、こんな細やかな努力が隠されているのです。
また、「なごやん」は、これまで数々の賞を受賞してきた”実力派”でもあります。昭和44年以来、現在まで、名古屋観光ブランド協会から優秀観光名産品として推奨されているほか、平成2年には「なごや土産品デザイン最優秀賞」を受賞。さらに、平成3年、天皇皇后陛下もご覧になられた「愛知の物産展」に出品するなど、食品界で大きな注目を集めてきました。
2018年には発売60周年を迎えるにあたり、リニューアルを実施。小麦粉を100%国産小麦へ変更するとともに、しっとり・やわらかさが高まるよう配合を見直し、おいしさがさらに長続きするようになりました。
名古屋銘菓として、地元の皆さまや名古屋を訪れる多くの人々により親しんでいただけるよう、これからも進化を続けていきます。

半世紀以上続く、菓子パンのロングセラー!

サンドロール

半世紀以上続く、菓子パンのロングセラー!

パン生地とたっぷりクリームの定番スタイル

サンドロールの起源は、コッペパンだといわれています。そのコッペパン、かつてはパン菓子店の店頭で、お客さまのオーダーに応じて、ジャムやマーガリンをぬって売っていました。これを工場で量産化したのが、サンドロールの原型。Pascoに残る一番古い記録では、1953年に「オレンヂサンド」「チョコレートサンド」の2品が存在しています。では、なかでも人気の「小倉&ネオマーガリン」開発の発端は、一体何だったのでしょうか。実はこの意外なマッチング、工場の製造担当者の間で、密かに行われていた変わったパンの食べ方がきっかけでした。その食べ方とは、「焼きたてのあんパンにマーガリンをぬって食べる」というもの。
これを聞きつけた開発担当者が、試しに食べてみたところ、あつあつのパン生地に溶けたマーガリンがじわっとしみ込み、確かにおいしかったのです。
「よし、これを製品化しよう。」
しかし、あんと一緒にマーガリンを包んで焼くと、できあがる頃には溶けてしまいます。そこで、すでに発売されていた「サンドロール」のスタイルで製造することになりました。

和洋折衷の個性派「サンドロール小倉&ネオマーガリン」

和風と洋風のミスマッチ感覚は売り出すと同時に大ヒットを記録しました。
当初は「ダブルサンド」の品名で発売し、特に中部地区では、あっという間に定番商品となりました。もともと名古屋では、厚ぎりトーストに小倉あんをたっぷりのせた「小倉トースト」が喫茶店メニューとして定着しており、「小倉&ネオマーガリン」が受け入れられる土壌が整っていたのでしょう。
一方、関西地区では、食の嗜好の関係もあり、中部地区ほど市民権を得ることができず、一時発売をストップ。しかし、名古屋を中心に広がった人気を受け、再発売に踏み切りました。以降、サンドロールといえばPascoとして、多くの皆さまから愛され続けています。