特集 Pascoを支える人たちPasco People02
お客さまが求めるものを常に考え
生活者視点で商品提案
亀谷 実央かめや みお
東日本支社営業三部営業課(取材当時)
2011年に入社以来、営業職に携わる。現在江東区・台東区・墨田区の量販店を担当。日々担当店舗を巡り、新商品の提案や試食販売を実施するほか、食パンやイングリッシュマフィンといった定番商品の売場づくりを積極的に進めている。
お取引先様との信頼関係づくり
私が大切にしているのは、お取引先様とのコミュニケーションです。どういったお客さまが多くて、どんな商品が売れているのかといった売場の情報はお店の方が一番知っています。そうした情報を教えていただけるように、お取引先様との関係づくりを大切にしています。パンのこと以外もいろいろな話をしたり、商品を置いていただいた後のアフターフォローも確実に行っています。たとえば、提案した商品を並べた数日後、次は1週間後とお店に足を運び、自分で販売状況を確認します。また、お店に行くときは時間帯を変えて売場に行くようにしています。時間帯ごとに商品の売れ行きは違いますし、こうした情報を私が確認して伝えることでお取引先様との信頼関係が築けると考えています。こうして売れ行きを自分の目で確かめたり、社内システムでデータを分析することで、それぞれのお店に合った品揃えを提案しています。
食べ方提案で選択肢を広げる
最近は健康志向の方が増えています。Pascoには全粒粉やライ麦の入った「バラエティブレッド」シリーズがありますが、いつもと違うものに少し抵抗があったり、食べ方がわからないといったお客さまのために、試食販売で味や食べ方を伝えています。特に「くるみブレッド」は、くるみの栄養価が注目されていることもあって人気があります。一口食べれば必ずくるみにあたるほど、たっぷりくるみが入っていて個人的にもおすすめです。健康を気にする方は多くても、わざわざ食事に何かをプラスするのは時間的にも難しい。「バラエティブレッド」は特別なものではなく、そのままでも食感や味を楽しめますし、健康感のあるものをいつもの食生活に取り入れて、ちょっとした贅沢を楽しめるということを提案し、お客さまの食卓の選択肢を広げていけたらうれしいです。
バラエティブレッドのラインアップ
生活者視点で提案すること
商品を提案する際は、自分も生活者視点で「売場にこんな商品があったら」と感じたことを提案するように心がけています。自分自身がどうしたら楽しく買い物ができるか考えると、商品の種類が豊富で、選んで買える品揃えがあることが大切だと思います。また、地域によってお客さまの年代、嗜好がかなり異なるので、それぞれのお店に合った商品を提案するようにしています。年配の方や若い家族が多い地域では、量が多いと食べ切れないのでハーフサイズがよいとか、外国の方が多い地域ではライ麦や全粒粉のパンのコーナーを広げるなど、さまざまです。こちらが売りたいものを押し付けるのではなく、お客さまの求める商品を提案することがお店にとってもプラスになると考えています。
店頭で食べ方提案
バラエティブレッドが貢献するSDGs目標のターゲット解説
目標3:ターゲット 3.d
目標3のターゲット3.dは、開発途上国を含め、世界中で健康リスクの緩和や管理の強化を意図しています。
Pascoは健康志向に対応した食の選択肢の提供、食べ方提案で、お客さまそれぞれの健康づくりへの貢献に取り組んでいます。
SDGsターゲット原文
すべての国々、特に開発途上国の国家・世界規模な健康リスクの早期警告、リスク緩和およびリスク管理のための能力を強化する。