CSR・サステナビリティ

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活動報告

地球環境のために

地球環境のために

環境に配慮した機器の導入や効率化の取り組みを推進し、
環境に配慮した事業活動を続けています。

「食生活を豊かにすること」と「地球環境を保全すること」が矛盾せずにともに満たされてこそ、Pascoが守り続けている創業精神「パンづくりで社会に貢献する」につながると考えています。
持続可能な社会の実現に向けて、私たちは事業活動の効率化による環境負荷の低減や地球環境に配慮した商品づくりをはじめとするさまざまな活動に取り組んでいます。

その他の活動テーマも見る

食品廃棄物の削減と適正処理、リサイクルを推進

つくる責任つかう責任 気候変動に具体的な対策を

Pascoでは、廃棄物処理法(廃棄物の処理および清掃に関する法律)に基づいて廃棄物を適正に処理しており、食品廃棄物(工場から出るパンくずなど)は98%以上を家畜の飼料としてリサイクル処理しています。また不正転用リスク低減を図るため、排出量の計量や、定期的に現地確認も行っています。

食品廃棄物の削減と適正処理、リサイクルを推進

パンミミ・パンくずを用いた食品リサイクルループ

つくる責任つかう責任 パートナーシップで目標を達成しよう

Pascoでは、工場で排出されたパンミミとパンくずを再生事業者がニワトリの飼料として加工し、この飼料で生育したニワトリの卵を加工した液卵をPascoのパン製造に使用するという、食品リサイクルループの構築を進めています。循環型社会モデルの一つとして、今後も食品リサイクル活動を広げていきます。

プラスチック使用量削減の取り組み

産業と技術革新の基盤をつくろう つくる責任つかう責任 気候変動に具体的な対策を

Pascoは、容器包装に関わる石油由来100%のプラスチック使用量を25%削減する(2019年度比)という目標に取り組んでいます。2024年9月より「白い食卓ロール」の包装紙の薄肉化とバイオマスプラスチック使用包材への材質変更、2025年2月より「My Bagel」シリーズのバイオマスプラスチック使用包材への材質変更を実施。このほか、パッケージの留め具を省くクロージャーレス化、プラスチックトレーレス化を行っています。今後もプラスチック使用量の削減に向けて取り組んでいきます。

左:「白い食卓ロール」 右:「My Bagel」

左:「白い食卓ロール」 右:「My Bagel」

石油由来100%のプラスチック使用量削減の取り組み

内 容 結果
包装紙の薄肉化および
バイオマスプラスチック使用包材への材質変更
「白い食卓ロール」
▲ 4.6t/年
バイオマスプラスチック使用包材への材質変更
「My Bagel」シリーズ
▲ 1.4t/年

CO2フリー電力を導入

産業と技術革新の基盤をつくろう 気候変動に具体的な対策を

2022年9月より、全工場、本社、各カンパニー事務所にCO2排出量が実質ゼロとなるCO2フリー電力を導入しました。CO2フリー電力は、水力、太陽光など発電する際にCO2を排出しない電力で、CO2排出量の削減を図るとともに再生エネルギー利用を促進できます。

配送ルート最適化システムによる環境負荷低減の取り組み

産業と技術革新の基盤をつくろう 気候変動に具体的な対策を パートナーシップで目標を達成しよう

配送ルート最適化システム「Loogia(ルージア)」※を2020年から導入し、配送トラックの配送ルートの見直しをすることで、走行距離や運行時間の短縮、CO2排出量削減に取り組んでいます。

※(株)オプティマインドが開発した、店舗情報(住所や納品時間など)から最適な配送ルートを計画し、物流効率化を図るシステム。

(株)オプティマインド開発のシステム イメージ図

※イラストはイメージです

環境に配慮した自然冷媒式冷凍機を導入

産業と技術革新の基盤をつくろう 気候変動に具体的な対策を

Pascoでは冷凍生地生産工場の主要な冷凍冷蔵設備に、自然冷媒方式の冷凍機を採用し、脱フロン化及び温室効果ガス削減を進めています。今後も脱フロン化及び温室効果ガス削減に取り組んでまいります。

環境に配慮した自然冷媒式冷凍機を導入

自然冷媒とは、元々自然界にある物質を冷媒としたもので、代表的なものはアンモニア、二酸化炭素などがあります。フロンガスよりも地球温暖化の影響が小さいため、環境に優しい冷媒として注目されています。

消費・賞味期限延長の取り組み

つくる責任つかう責任

流通や消費段階における食品ロス削減のため、品質を担保したうえで、消費・賞味期限を延長する取り組みを行っています。

左:フロランタンみたいなケーキ 右:「ロングライフ」シリーズ「十勝バタースイート」

左:フロランタンみたいなケーキ
右:「ロングライフ」シリーズ「十勝バタースイート」

「持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)」の正会員に登録

つくる責任つかう責任

世界的なパーム油の需要増加により、熱帯雨林の消失や劣悪な環境での労働などが社会問題となっています。「持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)」は、これらの問題に対し、管理された環境で製造された認証パーム油の使用を推進しています。PascoもSDGsの観点からRSPO正会員に登録しました。

FSC認証紙を使用した段ボール箱・化粧箱を導入

産業と技術革新の基盤をつくろう つくる責任つかう責任 気候変動に具体的な対策を

環境保全活動の一つとして、商品の包装資材(段ボール箱や化粧箱)をFSC認証紙を使用したものへ変更する取り組みを行っています。FSC認証紙とは、適切に管理された森林から生産された木材を使った紙のことです。FSC認証を受けた商品を企業と生活者が使っていくことで、森林資源の保護につながります。クリスマスケーキの化粧箱をFSC認証紙に変更し、これにより包装資材の95.5%※をFSC認証紙に変更できました。

※対象期間 :2024年9月~2025年8月。

左:クリスマスケーキの化粧箱 右:FSC認証マーク

左:クリスマスケーキの化粧箱 右:FSC認証マーク

工場における廃棄物排出量削減の取り組み

産業と技術革新の基盤をつくろう つくる責任つかう責任 気候変動に具体的な対策を パートナーシップで目標を達成しよう

工場から出る廃棄物削減の取り組みとして、一部原材料の荷姿※の変更をお取引先様との連携をもとに行いました。2025年7月より神戸冷食プラントにおいて、粉末油脂の荷姿を段ボールからクラフト袋へ変更し、廃棄重量を従来より64%削減(年間約1.8t削減)。2025年6月よりパスコ利根工場において、小麦粉の荷姿をクラフト袋からローリー車納品に変更し、廃棄重量を100%削減(年間約4.1t削減)しました。このほか廃プラスチックの削減活動(原材料袋のサイズダウン、材質変更など)も実施しています。

※荷物を輸送する時の外観の状態。

配送用箱の一部変更によるCO2削減と作業負荷軽減

産業と技術革新の基盤をつくろう つくる責任つかう責任 気候変動に具体的な対策を パートナーシップで目標を達成しよう

お取引先様への商品配送時にプラスチック製の箱を使用していますが、配送スケジュールの都合で空箱の回収頻度が少ない店舗など、一部のお取引先様に対しては段ボール箱に変更しています。これにより配送後の空箱回収や洗浄作業が不要になり、その結果、回収時と洗浄時におけるCO2排出量を年間9.45t削減。段ボール箱はリサイクルが容易で、使用後も資源として再利用が可能です。またプラスチック箱に比べ軽量なため、物流委託先企業での作業負荷を軽減できました。

配送用段ボール箱と商品

配送用段ボール箱と商品

冷凍商品における廃棄物削減の取り組み

産業と技術革新の基盤をつくろう つくる責任つかう責任 気候変動に具体的な対策を

生産現場と営業現場が連携し、営業担当者を対象に冷凍商品における廃棄物削減に関する勉強会を実施しています。廃棄の実態や生産依頼をした商品の在庫管理を含めて営業活動にも責任があることの認識と意識づけを行い、廃棄物削減へつなげています。また、生産数の予測精度向上や賞味期限の延長を行い、在庫過多による賞味期限切れ商品の廃棄リスクの低減を図っています。今後も商品の廃棄物削減に向けて取り組みを続けていきます。

「薫るパンクラストビール」の開発

産業と技術革新の基盤をつくろう つくる責任つかう責任 気候変動に具体的な対策を パートナーシップで目標を達成しよう

安全・安心で豊かな食生活と、サステナブルな社会の実現の両立に貢献したいという考えに基づき、2025年5月、「超熟」のミミ※1をアップサイクル※2した「薫るパンクラストビール※3」を盛田金しゃちビール株式会社と共同開発しました。「クラストビール」とは、小規模な醸造所でつくられ、個性的な味わいや香りが特徴の「クラフトビール」と、パンのミミを指す「クラスト」を掛け合わせた造語です。「超熟」の製造過程で出たミミを、ビールの原料であるモルトと一部置き換えてつくっています。従来よりパンのミミなどを飼料に活用する食品リサイクルに取り組んできましたが、お客さまにご愛顧をいただいている「超熟」のミミもおいしく味わっていただきたいという思いから商品化を行いました。

※1 1本の食パンを1斤ずつにカットする前の両端部分。
※2 本来廃棄される予定の物に新たな価値を付加し、別の商品として再生すること。
※3 分類上は発泡酒。

「薫るパンクラストビール」

「薫るパンクラストビール」