特集 2 持続可能な社会をめざしてSDGsの実践
- SDGsの理解・浸透
SDGsの実践
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❹4つのSDGs委員会の発⾜
2019年度に進めてきたSDGsの理解・浸透から、2020年度は実⾏の段階へ進めるために、SDGs100年委員会のもと、「SDGs飢餓ゼロ・健康」、「SDGs教育・ジェンダー平等」、「SDGs技術⾰新」、「SDGsつくる責任 つかう責任」の4つの委員会を発⾜しました。
各委員会においては、それぞれが受け持つSDGs⽬標に責任をもって、各部⾨と協⼒して活動していきます。
SDGs飢餓ゼロ・健康委員会
⼭⽥ 真彦
「飢餓ゼロ」や「健康」は、⾷品企業であるPascoの価値向上にとって切り離すことができないテーマです。これまで継続して⾏ってきた国産⼩⻨活⽤の取り組みに加え、新たな原材料の研究も進めていくことで、未来を⾒据えた持続的な⾷料の安定供給をめざします。また、⽣活者視点に⽴ち、それぞれの健康づくりにつながる商品も開発していきます。私たちの委員会は商品という形でPascoのSDGs活動を具現化していきます。
SDGs教育・ジェンダー平等委員会
家⽥ 茂
SDGs教育・ジェンダー平等委員会では「教育」「ジェンダー平等」の2つの観点から活動を進めます。「教育」ではPascoが得意とする「⾷」による教育⽀援を通して、社会に貢献していきます。「ジェンダー平等」では、活動を進めることが、経営理念の「機会平等の職場づくりに真摯に取り組む」ことにつながります。⽇本のジェンダー・ギャップ(男⼥格差)は先進国最⼤と⾔われていますが、Pascoが率先して取り組むことで社会に発信します。
SDGs技術⾰新委員会
盛⽥ 兼由
地球温暖化防⽌対策、After & With コロナ時代へ対応するために有効な武器となるAI・ロボット技術を駆使してPascoが持続可能な開発⽬標達成に向けて活動していきます。SDGsを実⾏に移すキーワード「バックキャスティング(Backcasting)」=「未来からの発想」によりあるべき姿を思い描き、現状の延⻑線上では達成が困難と思われるような課題に対しても、常識を覆しうるポジティブな感性思考で進めていきます。
SDGsつくる責任 つかう責任委員会
村⼭ 昇⼀
「つくる責任 つかう責任」と聞くと少し構えてしまいますが、⽇配品であるパンを毎⽇⽣産しているPascoにとって、地球環境に配慮した持続可能な天然資源の利⽤向上やムダの撲滅、⾷品ロス・廃棄物の削減は⾮常に重要なテーマであり、これまでも継続して取り組んできました。⾃社における製造・販売プロセスだけでなく、原材料調達先からご家庭での消費段階までにおいて、持続可能な⽣産と消費が⾏われるように、新たな視点を取り⼊れて取り組んでいきます。