現在、小麦のほとんどを外国からの輸入に頼っており、国内需要量における国産小麦の割合は、全体の約16％程度に留まっています。
パン用の小麦ではさらに低く、そのほとんどが輸入された小麦です。

しかし、近年の国際情勢の悪化や安心安全な食料への関心の高まりから、国産小麦への期待が高まっており高品質な新しい品種も増えてきています。

参考資料：農林水産省

https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/attach/pdf/mugi_kanren-102.pdf

国産小麦の小麦粉は多種多様

国内の小麦生産においては、収穫から製粉までの各段階で厳密な品質管理が行われています。
小麦粉の種類によって、パンやうどん、菓子などさまざまな食品に適した特性を有しています。また、製パン用の国産小麦の小麦粉は高いたんぱく質を含み、もっちりとした食感のパンに仕上がります。

SDGsへの貢献に

国産小麦の小麦粉を使用し、お客さまに食べていただくことで、国内消費が増え、生産者や関連業界の応援につながります。また、国内での食料生産や消費を促進することは、未来を見据えた持続的な食料の安定供給や食料自給率の向上にも貢献します。

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Pascoのこだわり

食料自給率向上のために

Pascoは食料自給率の向上に貢献するため、2012年より“ゆめちから”を中心とした国産小麦の小麦粉を使用したパンづくりに取り組んでいます。おいしい国産⼩⻨のパンやスイーツを
みなさまにお届けすることで、日本の⼩⻨の⾃給率向上に貢献したいと考えています。

食料自給率比較 ※農林水産省調べ（カロリーベース）

※諸外国のデータは2020年時点、日本のデータは2022年時点

Pascoの国産小麦の小麦粉の使用比率向上への取り組み

Pascoでは、国産小麦の小麦粉の使用比率向上に積極的に取り組んでいます。

2023年8月末時点で、国産小麦の小麦粉の使用比率は14.0％となりました。2030年までにこの比率を20％に引き上げることを目指し、これからもおいしいパンづくりに日々励んでまいります。

Pascoにおける年間小麦粉調達量に対する、国産小麦の小麦粉調達量の比率を算出。
※対象範囲は、敷島製パンおよび子会社（四国シキシマパン、信州シキシマ）です。
※国産小麦の生産状況などにより、使用比率が減少する場合もあります。

おいしさの追求

さまざまな種類の小麦粉を使って試作を繰り返し、国産⼩⻨の小麦粉をPasco独⾃のブレンド※で組み合わせ、国産小麦の特徴を生かした、おいしいパンやスイーツをつくっています。
また、石窯焼きパンには風味豊かなルヴァン（発酵種）を使⽤したりと、どのパンにも開発者の技とこだわりがつまっています。
※ 一部商品は単一品種の小麦粉を使用しています。

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