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パン屋の開業資金はなぜ高額?オープンまでの手順と節約のヒントを紹介!


目次[非表示]

  1. 1.パン屋の開業資金が高額になりがちな理由とは?
    1. 1.1.製パン機材が高くなりがち
    2. 1.2.家賃が高くなりがち
    3. 1.3.原材料費が高くなりがち
  2. 2.パン屋開業の手順と必要な初期費用の内訳
    1. 2.1.1. 事業計画書の作成
    2. 2.2.2. 店舗物件との契約
    3. 2.3.3. 店舗の内装工事、設備の導入
    4. 2.4.4. 営業許可の取得と従業員の採用・教育
    5. 2.5.5. 仕入れルートの確保と広告宣伝
    6. 2.6.6. 開業後の運転資金
  3. 3.パン屋の運転資金を節約する方法
    1. 3.1.冷凍パン生地で、簡単に品揃えを増やすことができる
    2. 3.2.焼成後冷凍パンで、簡単にオリジナルメニューを開発できる
  4. 4.まとめ


パン屋を始めるにあたって、真っ先に直面する課題といえば「高くなりがちな開業資金」ではありませんか?製パン機材費用や店舗の家賃などが負担となり、開業資金は予想以上に膨らむことが少なくありません。

この記事では、パン屋の開業にかかる資金が高額になりがちな理由と、具体的な開業手順とともに、コストを節約するアイデアをご紹介します。


パン屋の開業資金が高額になりがちな理由とは?

まず、パン屋の開業資金が高額になりがちな理由を3つの角度から解説します。


製パン機材が高くなりがち

パン屋を開業するために必要不可欠なのは、製パン設備です。オーブンやミキサー、冷蔵庫、製粉機などの専門的な機材は、場合によっては1000万円以上かかることもあり、開業資金のなかで一定の比重を占めています。


家賃が高くなりがち

パン屋は、製造スペースだけでなく、販売スペースにもある程度の広さが必要です。

ショーケース販売であれば数坪でも営業できますが、セルフトレー形式では販売スペースにも広さが求められるため、その分、店舗の家賃は高くなる傾向があります。


原材料費が高くなりがち

店の個性を打ち出すには、原材料にこだわる方法もあります。

ただ、パンの原材料費は、こだわりの素材を使うほど高くなる傾向があります。原材料費は、売上の25〜30%程度を占めることが一般的です。



パン屋開業の手順と必要な初期費用の内訳

パン屋を開業するための準備と計画は、時間が許す限り念入りに行うのが望ましいです。

ここからは、パン屋開業の手順と、それぞれの工程で必要とされる費用の内訳を解説します。


1. 事業計画書の作成

個人経営でも、事業計画書は必要です。店舗をもつエリアの市場性や競合店を把握するとともに、自店の強みを明確にできるからです。

市場調査、競合調査、そして自店の強みを事業計画書として文書に落とし込みます。


費用の内訳:市場調査・競合調査(0円〜数十万円)


2. 店舗物件との契約

事業計画に基づいて、条件に合った店舗物件を決めます。

賃貸でセルフトレー式のパン屋を開業する場合、一般的には20坪程度の広さが必要です。ただし、居抜き物件であれば、初期費用を抑えることもできます。


費用の内訳:賃料を含む契約金(数百万円〜数千万円)


3. 店舗の内装工事、設備の導入

店のコンセプトに合わせた内装工事を行い、パン製造に必要な設備や備品を導入します。

製パン設備については、必ずしも新品を購入する必要はありません。中古を手に入れたり、創業支援者向けの補助金を利用するという選択肢もあります。


▼費用の内訳

  • 内装工事費(数百万円〜数千万円)
  • 設備費(数百万円〜数千万円)


4. 営業許可の取得と従業員の採用・教育

食品衛生責任者の資格を取得し、保健所に営業許可を申請します。

同時期に、パン製造スタッフ、販売スタッフを採用し、研修を始めるのが一般的です。


▼費用の内訳

  • 各種申請費(数千円〜数万円)
  • 人件費・研修費(数千円〜数十万円)


5. 仕入れルートの確保と広告宣伝

製パン材料の仕入れ先を確保し、開業に向けた広告宣伝を行います。

チラシ、POP、Webサイトなどの販促物の制作と印刷費用が必要です。


▼費用の内訳

  • 原材料費(数千円〜数十万円)
  • 広告宣伝費(0円〜数十万円)


6. 開業後の運転資金

開業して売上が0円だったとしても運営を続けられるように、3〜6ヶ月分の原材料費、家賃、光熱費、人件費などを運転資金として用意します。


▼費用の内訳

  • 原材料費(数十万円〜数百万円)
  • 家賃(数十万円〜数百万円)
  • 光熱費(数万円〜数十万円)
  • 人件費(数十万円〜数百万円)



パン屋の運転資金を節約する方法

パン屋を開業する際、開業後の運転資金も視野に入れておかなければなりません。原材料の仕入れで冷凍パンを活用すると、工数削減に伴い人件費を節約することができ、運転資金の節約につながります。

Pascoの業務用通販サイトでは、冷凍パン生地と焼成後冷凍パンの販売を中心に、パンを扱うビジネスをサポートしています。

ここからはPascoの冷凍パンを活用して運転資金を節約する方法をご紹介します。


冷凍パン生地で、簡単に品揃えを増やすことができる

Pascoの業務用通販サイトでは、定番の食事パンからスイーツまで多彩な冷凍パン生地を販売しています。その数はおよそ150種類。そのほかにも、毎月、季節にあわせた新商品をリリースしています。

パン屋において、商品の品揃えは集客に直結します。お客さまが、複数の商品のなかから「選んで」「納得して」購入するためには、前提としてある程度の品揃えが必要だからです。

冷凍パン生地を取り入れると、時間と手間を省きつつ、商品ラインアップを充実させることができます。特に、手間のかかるデニッシュ系のパンに冷凍パン生地を活用している店舗は少なくありません。

パン職人ではなくても扱いやすい冷凍パン生地であれば、人件費を抑えることにもつながります。


焼成後冷凍パンで、簡単にオリジナルメニューを開発できる

Pascoの焼成後冷凍パンは、自然解凍、またはリベイクするだけで本格的な焼き立ての味わいを提供できます。

焼成後冷凍パンは、アレンジ次第で、さまざまなメニュー開発に活用できます。たとえば、スライスしたバケットの焼成後冷凍パンに具材をトッピングしてオーブントースターで加熱すれば、簡単にオリジナルメニューの完成です。

また、焼成後冷凍パンをリベイクすることで、店内に香ばしい香りが広がり、お客さまにベーカリーショップとしての醍醐味を味わっていただくことができます。



まとめ

この記事では、パン屋の開業資金が高額になりがちな理由と、開業までの手順とともに節約のヒントを解説しました。


  • パン屋の開業資金が高額になりがちな理由とは?
  • パン屋開業の手順と必要な初期費用の内訳
  • パン屋の運転資金を節約する方法


パン屋の開業資金は、設備や家賃が高額になる傾向にあります。また、仕入れの一部を冷凍パンにすることで、人件費の節約ができ、運転資金の節約につながります。

Pascoは、手厚いサポート体制でパンを扱うビジネスをサポートします。Pascoの業務用通販サイトでは、冷凍パン生地と焼成後冷凍パンの販売を中心に、豊富な品揃えと信頼性で、ベーカリービジネスを支援しています。


サービスについては、こちらのページをご参照ください。

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